2018年5月20日、六本木Super Deluxeにて開催された「Café Deluxe #3」へ昨年に続きスタッフ一同参加してきました!
Doepferのモンスターケースにリニューアルされたモジュラーの壁をまるごと持ち込んでの参加です!
モンスターケースになったことによって大量のモジュールでも搬入・搬出が非常にスムーズになりました。
設営が終わり薄暗い会場で怪しげに明滅するモジュラーの壁をみると手前味噌ながら「うひゃ〜かっこいい〜」となってしまいました。
もっとゆっくり触りたい!という方!そのまま当店の店頭にありますのでお立ち寄りください。
会場で行われるライブパフォーマンスの演者さんがそれぞれ工夫を凝らしたモジュラーシンセサイザーがステージに並んでいるのですが、ここからどんな音が飛び出してくるんだろうと見ているだけでワクワクしてしまいます。
お向かいのブースには壁にも組み込まれている音源内蔵高機能ユークリッドシーケンサー「C_Quencer DLX」を開発しているCentrevillageさんが出展していました。開発中という5×5のスイッチマトリクスを用いた画期的なUIのトリガーシーケンサーも展示されていました、5×5のLED付きスイッチの外周を16ステップとしてシーケンスが回転するのですがあまりにも使いやすくどうして今までなかったんだ?という素晴らしい出来です。
もう一つのお向かいのブース、FiveGでも人気な Hikari Instruments さんも出展しておりました。新バージョンとなったアナログ8ステップシーケンサーモジュールはGlideタイムやパルス幅を可変でき、各ステップに備えたCV入力をシーケンスによりスイッチさせるスイッチャーのような使用も可能となっておりました。
Bluetoothデバイスを開発している静岡のメーカー、Quicco SoundさんはiPadなどからコントロールできるCV/GATEインターフェースである「mi.1e」を展示していました。シンセから離れても自由自在にコントロールできる感覚が新鮮でした。
Hookup さんはDTM用機材で有名な IK Multimedia が打ち出す初めてのアナログシンセ「UNO Synth」が展示されていました。電池駆動可能で非常に軽く持ち運びしやすいにも関わらずサウンドはなかなか本格的で全てのパラーメータを個別にシーケンスさせることもでき非常に複雑な音作りも可能とのことです。
Roland さんは System-700 と System-100M をベースとしたの System-500 シリーズのニューラインナップを展示していました。特に縦のスライダーを搭載した6chミキサーモジュールの「531」はCVコントロール可能なpanやミュートスイッチなど最終出力のミキサーとして活躍しそうと感じました。
へいらっしゃい!アーティストさんやお客さんから集められた中古モジュール即売コーナー。思わぬ掘り出し物につい財布の紐が緩んでしまった方も少なくなかった様です。
演者さん達の発する重低音に揺れるもよし、歓談するもよし、なかなか目にすることのできないシンセとじっくり向き合うもよし、皆が思い思いに過ごしている居心地の良いイベントだと感じました。11.17-18に開催されるTFOMは会場去年の倍の広さになるとのことでさらなる盛り上がりが期待されます。
by Five G スタッフT